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クレマチス出荷本番/まにわ南部花き生産組合
「花持ちが良くきれい」と話す西本さん(左)と宮田さん
真庭市特産のクレマチスの出荷が最盛期を迎えています。まにわ南部花き生産組合の宮田友江さん(82)と西本さち子さん(75)は、濃い紫が特徴の人気品種「ザ・プレジデント」を栽培。5月初旬から出荷を始めました。朝晩の気温が低いなど天候の影響を心配しましたが、品質は例年通り上々に仕上がりました。
クレマチスは蔓性の女王と言われ、1本でも存在感のある花は、茶花やブーケとしても人気です。同組合のうち6戸が「マダムバンホーテ」「舞姫」など19品種のクレマチスを栽培。今シーズンは3万本を目標に、9月末まで東京や関西の市場へ出荷します。
宮田さんはクレマチスを栽培して37年。近所に住む西本さんに苗を譲って栽培を勧めました。栽培の情報共有や選果場への出荷を協力し合って栽培します。「花持ちが良く、きれい。ぜひ飾ってみて」と宮田さんと西本さん。「作れるだけ頑張って作りたい」と産地を支えます。