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ピオーネ「天空の実り」いよいよ出番/びほく統括本部
初荷として大阪市場へ送られたピオーネ「天空の実り」
JA晴れの国岡山びほく統括本部管内で加温栽培したピオーネ「天空の実り」が7月8日に初出荷を迎え、300㌔ほどを主力市場の大阪市場へ仕向けました。加温・無加温と続き、主力の露地栽培は8月下旬から始まり、12月までの長期出荷がいよいよ始動。今季はびほくぶどう生産部会の630人が、輸出需要や黒系ブドウの需要高まりなどを追い風に、取扱量1560㌧・販売金額20億円を目指します。
高梁市津川町にある同JAの中央ぶどう選果場では、JA選果員が主力5㌔コンテナをカメラによる色つき判定後、房の形や病害虫の有無を調べる2段階選果を行いました。担当者は「少しでもよいものを届けられるようにと農家は秀品率向上を目指している。丹精込めて仕上がった大粒で甘くジューシーなピオーネを堪能してほしい」とPRします。
今季はハウス物は例年並みで品位上々。異常気象による高温と雨で露地物への影響を心配するものの、現在順調に生育が進み、高糖度を見込んでいます。
同管内は、吉備高原地帯特有の寒暖差を利用した、全国屈指の「ピオーネ」の産地。選果の高位平準化による高品質と、2大選果場体制でロットが大きいため市場関係者から引き合いが強く、大阪・東京・福岡など大消費地を抱える全国7市場へ届けます。
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