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加温ブドウ出荷始まる/まにわぶどう部会
真庭地区のブドウをPRする池町部会長
真庭市で7月1日、JA晴れの国岡山まにわぶどう部会の加温ハウス栽培のブドウの出荷が始まりました。
同部会は今年度157戸がピオーネやシャインマスカットなどを栽培。9戸が加温ハウスでの栽培に取り組んでいます。加温を始めた時期が例年より早く、昨年より約10日早い初出荷となりました。朝晩の気温が低く、着色や糖度も品質良く仕上りました。
8月下旬から露地栽培の出荷がスタートする予定で、南北に広く、気温差のある地形を利用して11月までリレー出荷します。
同部会の池町浩美部会長は、自ら先頭に立って収益性の高い加温栽培を部会員に呼びかけようと、今季から加温栽培を始めました。「初めてで管理が難しかったが、出来は上々」と手応えを話します。
同部は小さい産地ながら品質のよいブドウをPRし、選果場への出荷量拡大と生産者の所得増につなげようと、今年度から本格的にマーケティング戦略に取り組みます。第1弾として、市場関係者や実需者に訴求するリーフレットを作成。「まじめ」というキーワードで、品質の高さや厳しい選果基準などをPR。行政とも協力し、消費地・実需者との交流や情報交換のほか、剪定枝や摘果の資源活用で環境に配慮した循環型農業で区別化を図り、ブランド強化や産地拡大につなげます。
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