ＪＡ晴れの国岡山まにわぶどう部会は４月下旬、真庭市で通常総会を開きました。新年度も実需者のニーズに対応した高品質なブドウを安定出荷し、販売力強化に努めることを生産者、関係者が共有しました。今年度からマーケティング戦略の活動を本格的に始めます。
同部会は１５７戸が所属し、小さい産地ながら県北部に位置する南北に広い管内の地形を生かしたリレー出荷や、高い技術による高品質なブドウの出荷が市場からも高い評価を受けています。
部会では「販売額増加チャレンジ２０３０」の取り組みを２０２０年から１０ヵ年計画で実施。販売力強化、新規栽培者確保、栽培面積拡大の３つに重点をおいて活動します。昨年度からは真庭農業普及指導センターや同市などと協力し、販売力強化に向けプロジェクトチームを設置しました。
持続可能な循環型農業をＰＲするため、ＳＤＧｓ未来都市に選定されている同市と協力。①バイオ液肥プラントへ摘果した果実を提供し、製造された液肥を施肥②ブドウの剪定枝をバイオマス発電所に供給し、発電された電気を加温ハウスで利用するなど、循環型農業でストーリーのある産地づくりを目指します。

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