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和牛の伝統と文化を守る代かき復活/新見市和牛改良組合哲西支部

手綱一本で引く牛を追う追い手

新見市和牛改良組合は、国内最古の蔓牛(優良系統牛)の産地として古くから培ってきた調教技術を今に伝えます。5月上旬の連休には、昔ながらの田植え行事を伝承する「はやし田植え」が5年ぶりに再開し、同組合の哲西支部が継承する牛の代かきが復活を遂げました。 

繁殖農家の高齢化が進む中、後継者にJA晴れの国岡山の職員を加えた4人が追い手を務めました。日頃の飼育を通じて身に付けた技術や練習の成果を発揮。「しんたけはな52」「あいの2の6の1」「はんえい」「はれはんえい」の4頭が臨みました。

朝から念入りにブラッシングして油単や飾りを付けた。田の神「さんばいさん」を迎える神事で五穀豊穣を祈願。牛追い唄に合わせて水を張った田に牛を追い込みました。泥を払いながら力強く鍬を引き、牛と人が一体となった巧みな手綱さばきを披露しました。農家は「大切にしている牛を大勢の人に見てもらえうれしい。まだまだ技術を高めて牛との関係を深めたい」と話しました。

哲西はやし田植保存会は、サゲと呼ばれる男衆が太鼓を打ち、早乙女が歌に合わせてリズミカルに苗を植えました。一連の行事は、岡山県の重要無形民俗指定文化財に指定されています。

 

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