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ジャンボな特産「ジャンピー」出荷スタート/津山市

「ぜひ食べてみて」と話す土居さん

津山市久米地区のジャンボな特産品、ジャンボピーマンの出荷が7月1日から始まりました。5月の天候不順による作業の遅れで出荷や品質への影響を心配したものの、苗の生育が進んだことで、昨年より5日程度早い出荷スタートとなりました。今年は朝晩の気温が低く、品質は上々に仕上がりました。

旧久米町で「大きな特産品を作ろう」と約20年前から新高梨などと共に特産化を進め、「ジャンピー」の愛称で知られています。ジャンボピーマンは普通のピーマンの3~4倍で、重量150g以上、大きさ15センチ以上になるのが特徴。JA晴れの国岡山ジャンボピーマン部会は17戸が70㌃で栽培します。初日には7軒の生産者が収穫し、きれいに拭き上げた約150㌔を選果場へ持ち込み、大きさや形、傷の有無などで10等級に分ける作業を行いました。出荷始めは特に大きく育ち、中には20㌢を超える大きさのジャンピーも数多く出荷されました。

同部会の土居治部会長(69)は「今年も順調に出荷が始まった。肉厚で苦味が少ないのでお子さんでも食べやすい。天ぷらのほか、スティックにして生で食べるのがおすすめ」と話します。11月上旬まで17㌧を岡山・広島・大阪などの市場や道の駅「久米の里」へ出荷するほか、市内の学校給食へも提供します。

 

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