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「里海野菜」で選ばれる野菜へ/山陽エンダイブ部会

「里海野菜」で産地を守ろうと取り組みを進める井平部会長

JA晴れの国岡山山陽エンダイブ部会は、新たに「里海野菜」の取り組みを始めました。JAグループ岡山が進める「瀬戸内かきがらアグリ事業」の一環で、瀬戸内海で採れた牡蠣の殻を肥料としてエンダイブを栽培します。
きっかけはコロナ禍。主な取引先である飲食店が大きな影響を受け、エンダイブも販売が低迷しました。価格が暴落するなど厳しい状況が続きましたが、PR活動などを通し消費の回復、新たなファン獲得を目指し奮闘してきました。
市場に回復の兆しが見えてきた昨年5月、次なる取り組みとして同事業に参画を決めました。「里海野菜」として付加価値をつけ知名度アップを目指しています。
取り組みは部会全体で行い、全量を「里海野菜」として出荷します。JAの協力の下、土壌診断を定期的に行い、結果をもとに牡蠣殻肥料を散布。環境に配慮した施肥体系を実践しています。エンダイブの魅力、生産者の取り組みをもっと多くの人に知ってもらいたいと、出荷箱などにロゴマークをつけ、リーフレットも一緒に梱包しPRします。
環境保全にもつながる取り組みに、同部会の井平茂芳部会長は「すぐに結果が出るわけではなく、小さな積み重ねの連続だが、合わせると県全体の大きな成果となる。部会としても協力していきたい」と話し、「環境を考えた栽培で、選ばれる野菜を作りたい」と意気込みます。

 

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