家庭菜園
野菜 広報誌「晴ればれ」2024年6月号掲載
モロヘイヤ 夏に強いスタミナ野菜
じかまき:5月上旬〜6月中旬
収穫盛期:7~9月
収穫盛期:7~9月
モロヘイヤは、暑いほど生育がおう盛な野菜。別名「シマツナソ」「タイワンツナソ」とも呼ばれるアオイ科の1年生植物で、主にエジプトを中心に北アフリカ、中近東で栽培されています。カルシウム、β–カロテン、ビタミンBなどが豊富な野菜で、葉を刻むと粘りが出ます。ただし、子実には有毒物質を含むため、さやの付いた茎葉は食べてはいけません。
真庭南部アグリセンター
河本 竜之介
河本 竜之介
1.畑の準備
畑に1m2当たり苦土石灰100gを散布します。種まきの1週間前には<❶ 野菜の肥料>100gと堆肥1kgを施し、幅90cmの栽培床を作ります。
2.種まき
発芽適温が25〜30℃と高いため、早まきしないこと。
畑へのじかまきの場合
1ヵ所4~5粒の点まきにする
1ヵ所4~5粒の点まきにする
セルトレイでの苗作りの場合
本葉4~5枚の頃植え付ける
本葉4~5枚の頃植え付ける
3.管理
間引きは2回に分けて行い、本葉4~5枚までに1本にします。草丈が60~70cmのとき、地面から40~50cmの高さで摘心します。
追肥は2~3週間おきに1m2当たり<❷化成肥料14-14-14>50g程度を施用します。茎が赤みを帯びてきたら肥料の不足です。また、十分にかん水すれば、柔らかい葉が収穫できます。
追肥は2~3週間おきに1m2当たり<❷化成肥料14-14-14>50g程度を施用します。茎が赤みを帯びてきたら肥料の不足です。また、十分にかん水すれば、柔らかい葉が収穫できます。
4.収穫
側枝に2~3節を残して、20cmくらいの先端葉を切り取ります。盛夏には2週間置きに収穫できます。
おすすめ資材
❶ JA晴れの国岡山 オリジナル野菜の肥料
窒素・リン酸・カリに加え、微量要素をバランスよく配合し、野菜の元肥・追肥に幅広く使えます。
❷ 化成肥料14-14-14
野菜・果樹・花など幅広く使えます。高成分なので少量投入で経済的です。
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JA晴れの国岡山 倉敷アグリセンター 〒712-8001 岡山県倉敷市連島町西之浦512 TEL 086-444-0447 |
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