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「ごぼうの日」に合わせ「連島ごぼう」出荷進発式/
テープカットをして「連島ごぼう」の好調な出荷に期待を寄せる生産者ら
今年もいよいよJA晴れの国岡山特産「連島ごぼう」の出荷が4月下旬から始まり、「ごぼうの日」の5月10日に倉敷市で出荷進発式を行いました。「新旬ごぼう」が終わる翌年3月初旬まで出荷が続きます。
式では好調な出荷を祈願し、東部出荷組合の組合員ら関係者約30人が、出荷数量280㌧、販売金額1.8億円を目指し決意を新たに、出荷するトラックを見送りました。
出荷が始まったゴボウは10月中旬に播種し、4月下旬から7月初旬まで収穫。中四国市場を中心に全11市場へ届けます。春先の低温で生育が心配しましたが、ゴールデンウイークからの好天で太さ・長さとも例年並みの生育に持ち直しました。太さや長さを予測しながら収穫する「より抜き」という手法で、手で一本ずつ抜き、最盛期の5月中旬頃には1日2000本を手際よく抜いていきます。
同組合の三宅晴夫組合長は「ミネラルと地下水が豊富な土壌特性を生かして栽培しているので、風味がよくとても食べやすい。PRに力を入れ、幅広い世代に『連島ごぼう』の魅力を伝えていきたい」と力を込めます。
「連島ごぼう」は根が長くて揃いもよく、肌が白く、あくが少ないことから市場性も極めて高く、地域からも根強い人気を誇ります。同組合では、農家所得安定を目指し、植え付けを年3回行い、全国的にも珍しい通年出荷を実現しています。