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家庭菜園

野菜 広報誌「晴ればれ」2024年5月号掲載

オクラ ビタミン・カルシウムなど栄養豊富

オクラは高温性で好光性の野菜です。生育適温は、25~30度で寒さに弱いため10度以下になると生育が止まります。移植栽培の植え付けは、気温・地温が上がり遅霜の心配がなくなってからです。地温上昇効果のあるマルチングをするのがおすすめです。地温20~25度以上になれば直播もできます。
勝央アグリセンター センター長代理 有元 弾の写真
岡山東統括本部山陽支店
杉原 明
栽培スケジュール
栽培スケジュール

1.苗づくり

硬実種子は発芽しにくいので、まく前にひと晩浸水しておく
布の上にこぼして水を切る
9cmポリ鉢に園芸培土を入れ4〜5粒の種をまく
本葉2枚の頃、間引いて2〜3本立てに
本葉4〜5枚の苗に仕立て移植する
ポイント
発芽適温は、25〜30度と高温が必要なので、
温度を確保できる場所で育てよう。

2.畑の準備

植え付けの2〜3週間前に行う。
1株あたり
堆肥
280〜350g
油かす
120g
(1)
野菜の肥料
150g

3.植え付け

最低気温が15度以上になったころに根鉢を崩さないように植え付けする。

4.追肥

1株あたり1〜2果を収穫したところから追肥を始める。草勢を見ながら1ヵ月に2〜3回施す。
畝の肩から通路にかけて化成肥料をばらまき、土をやわらかく起こしながら畝に盛り上げる。
1株あたり
(2)
化成肥料14-14-14
30g
ソラのイラスト
ソラからのアドバイス

頂部に近いところで花が咲くのは栄養不足のサイン。思い切って若どりし、追肥をしよう。7~8月の収穫最盛期は特に水分不足と肥料切れに注意しよう!定期的なかん水と追肥で草勢を保つと、より長期の収穫が可能になるよ。

5.敷きワラ・かん水

日光が強く、乾燥する頃は敷きワラをする。乾きが激しければ早朝・夕方の涼しい時にかん水を。

6.整枝・摘葉

収穫が始まり下葉が混み合ってきたら、着果節以下1〜2枚残してその下の葉をかき取る。側枝はふつう放任だが、多くなれば1株3〜4本にする。

7.収穫

サヤの長さが、五角オクラの場合7~8cm、丸オクラの場合15cm以下を目安に収穫する。
サンのイラスト
サンからのアドバイス
特に五角オクラは収穫が遅れるとサヤが硬化し品質が悪くなるので、若どりをこころがけよう。開花後3~7日が収穫の目安だよ。

おすすめ資材

(1)JA晴れの国岡山 オリジナル野菜の肥料
JA晴れの国岡山 オリジナル野菜の写真
窒素・リン酸・カリに加え、微量要素をバランスよく配合し、野菜の元肥・追肥に幅広く使えます。
(2)化成肥料14-14-14
化成肥料14-14-14の写真
野菜・果樹・花など幅広く使えます。高成分なので少量投入で経済的です。
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〒712-8001 岡山県倉敷市連島町西之浦512
TEL 086-444-0447
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