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年末年始を彩るお飾りづくり最盛/津山お飾り部会
お飾りを仕上げる米井さん
JA晴れの国岡山津山統括本部で年末年始を控え、正月用のお飾りの出荷が最盛となりました。津山お飾り部会の5人が取り組み、丁寧な仕事から、毎年出荷が待たれる特産品となっています。
同部会の米井通孝部会長(70)は10年前からお飾り作りを始めました。モチ米の稲穂が出る前の8月初旬に稲を青刈りし、乾燥させて保存。10月に入ってから作り始めました。「新年の見通しがよくなるように」と岡山県で人気のメガネ型に縄をない、1つずつ手作りした水引の他、松竹梅や稲穂など縁起のよい飾りをつけて仕上げます。
米井さんは今年、小さいサイズのお飾り1300個を出荷。「いいお正月が来るよう心を込めて作っている」と作業に熱中します。
部会全体で約7200個を津山市や岡山市の市場などに出荷し、正月を彩る縁起物として大勢が買い求めます。