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畜産農家応援キャンペーン実施中!

大抽選会への参加を呼び掛ける大﨏会長(中)とJAの藤井定弘常務

JA晴れの国岡山は、牛肉の消費を喚起するため、LINE公式アカウントでお肉の大抽選会を実施中です。LINEの友だち限定で毎月10名、総計60名に和牛肉などをプレゼント。飼料高騰に加え、物価高のあおりを受け、苦境に立たされている生産者の窮状に理解を促します。

「国消国産」統一運動の一環で「おかやまを食べて農業を応援しよう」のメッセージを組合員や消費者に訴求します。
JA管内は「なぎビーフ(奈義和牛、奈義牛)」「千屋牛」「備中牛」「つやま和牛」といった各地に特色あるブランドを持ちますが、消費者の節約志向の強まりで枝肉の在庫がだぶついています。肥育農家の買い控えで子牛相場も低調で、11月の子牛セリ市では3か月続けて50万円台を割り込みました。農家は「とにかく牛肉を食べてほしい」と切実に訴えます。
大抽選会は来年3月まで計6回実施。プレゼント内容は部位や用途を月替わりで編成し、何が当たるかは届いてからのお楽しみ。ロースや赤身、サーロイン、ヒレなどを焼肉、すき焼き、ステーキ、しゃぶしゃぶ、干し肉などさまざまな食べ方を提案します。第1回の当選者には「なぎビーフ」焼肉用500㌘を送りました。
つやま和牛振興協議会・生産者部会の大﨏毅会長は「繁殖から肥育、餌の確保まで自給自足に知恵を絞り踏ん張りたい」と話します。

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