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西条柿加工が最盛/真庭市
あんぽ柿の出来を確認する矢谷さん
真庭市の矢谷幹治さん、知仁さんが営む「三麦園」では、柿「西条」で作るあんぽ柿、干し柿の加工作業が最盛期を迎えています。製品は個包装し、京都や東京の高級果物店、JAの直売所などに出荷。贈答用や正月用品として人気です。
矢谷さんは約1㌶で渋柿「西条」を栽培。特産を二次加工することで付加価値を付けて販売しようと加工を始めました。今季は10月中旬からあんぽ柿、下旬から干し柿への加工をスタート。渋を抜く「あわし柿」に1割、約14㌧を「あんぽ柿」、約3㌧を「干し柿」に加工して販売します。
色や熟れ具合を見ながら収穫。1日約2800個の柿の皮を手作業でむき、乾燥機とハウスでの自然乾燥を組み合せ、乾燥させます。途中には形と中の水分調整のために1つ1つ手でもむなど丁寧に作業し、ぷっくりして色鮮やかな橙色が特徴の逸品に仕上げます。
知仁さんは「糖度も抜群で今年もおいしく仕上がった」と自信を見せます。
11月20日ごろまで収穫し、順次加工を進めていきます。