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新規就農を地域で後押し/久米南町

「おいしいブドウができた」と喜ぶ佐藤さん夫妻

岡山県の久米南町のブドウ農家で組織するJA晴れの国岡山津山統括本部久米南ぶどう部会は、高齢化や担い手不足などで生産者の減少が問題になる中、行政と協力して、農地や住居を用意して新規就農者の受け入れに力を入れています。
明治時代からブドウの栽培が始まった同町ですが、2000年ごろから高齢化などで荒廃地が増え、一時は産地の衰退が進みました。同ぶどう部会は、新規就農者を呼び込むため、行政や地域と協力して耕作放棄地の棚田などを改修し住居を確保。県内有数の新規就農者が多い産地となりました。
昨年3月に東京から家族で同町に移住してきた佐藤幸孝さん(49)由美さん(46)夫妻は1年間の研修期間を終え今年4月に就農しました。同じ地区に住む同部会の生産者が移住を知って「新しく植えたブドウが収穫できるまでの収入源に」と貸してくれた約20㌃のほ場で、ピオーネなど5種類のブドウを栽培し、初収穫を迎えました。 
都内で20年以上内装業を営んでいましたが、「一度きりの人生。これまでと違うことがしてみたい」と移住を決意。視察で訪れた際に食べたシャインマスカットの味に衝撃を受け、同県でのブドウ栽培を目指しました。「死ぬまで一緒に農業できるよ」と妻を口説き落とし、1人当たりの栽培面積が約70㌃と県トップクラスの同町での就農を決めました。
生育中の23本に加え、今季は購入した土地に80本のブドウを植え、将来的に90㌃での栽培を予定しています。夫妻は「成木になるよう日々育成し、面積1㌶を目指したい。地域の人とも仲良く元気に、笑って楽しく暮らしていけたら」と話します。

 

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