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新米で「鬼ぎり」づくり 稲作の大切さ伝える
実際の稲穂に触れて稲のすばらしさを実感する園児
JAグループ岡山は9月20日、新米の出回り時期に合わせて、岡山市の岡山協立保育園の園児を対象に、炊き立ての新米を使ったおにぎりを作る調理体験や学習会などの食農教育を開きました。
岡山の桃太郎伝説にちなんで、JA担当者が考案した鬼の顔をしたおにぎり「鬼ぎり」作りを体験しました。髪や目、口は海苔などを使い、手本を見ながら完成させました。
「おこめは、おいしい!たんぼは、すごいぞ!」と題して、籾播きから食卓にのぼるまでのサイクル、糠やワラの利活用法なども説明し、稲作は日本人の主食を古来より支えてきたことを伝えましたた。
給食では専用のランチョンマットを敷き、自分たちが作った「鬼ぎり」と炊き立ての新米を味わい、「自分で作るのは楽しく、上手にできた。とてもおいしい」と喜びました。
JAは「持続可能な農業の根幹ともいえる稲作の学習を通じて、食べるだけなく多様な活用ができる米の良さを知ってもらい、消費を喚起したい」と力を込めました。