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県産「きぬむすめ」と「作州黒」でオリジナル「ぱんぱん菓子」
米の消費拡大の新たなアイテムとして加わった県産「きぬむすめ」のオリジナルぱんぱん菓子
JA晴れの国岡山は、県産米と管内の特産を組み合わせオリジナルの「ぱんぱん菓子」(ポン菓子)を開発しました。幅広い年代に米の消費拡大を訴求し、特産品もPRします。JAの一部直売所で販売し、初年度は約1万袋の販売を見込みます。
商品は「岡山県産きぬむすめと作州黒のぱんぱん菓子」と「岡山県産きぬむすめのぱんぱん菓子(無糖・加糖)」の3種類。こだわりは使用する米の品種で、7年連続で日本穀物検定協会の食味ランキング特Aを獲得している県産「きぬむすめ」を使い、米本来の甘みをしっかりと味わえます。
健康志向の強い若年層にも受け入れられるよう食味を調整し、ベビーフードやグラノーラ、パン粉の代わりとしても使用できるよう無糖の商品も用意しました。
「岡山県産きぬむすめと作州黒のぱんぱん菓子」は、特産黒大豆「作州黒」の煎り豆ときな粉を加え、風味と色合いにもこだわりました。「作州黒」でタンパク質も摂取でき、栄養価も充実。味と食感の変化が楽しめます。
発売初日には、岡山県総社市の同JA直売所で発表実演販売会を行い、関係者ら10人が参加。米の消費拡大とぱんぱん菓子の販売好調を願って決起したほか、実演も兼ねて試食宣伝をしました。JAは今年産米の1等比率が2004年以降最低水準を記録したことを受け、「物価高騰や気象変動に苦慮する米農家の所得の下支えとしていきたい」としています。