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米の物流体制見直し 玄米低温倉庫を新設/新見市

電動式移動パレットラックを整備した倉庫

JA晴れの国岡山は県北の米どころ新見市に、1万俵を保管できる玄米低温倉庫を新設し、秋から本格的に稼働を始めました。適正な温度と湿度で1年を通して品質と鮮度を保持。電動移動式パレットラックで、入出庫の作業効率が大幅に向上させました。温暖化による品質管理や物流の2024年問題の対応を迫られる中、老朽化した倉庫を集約し、良質米を安定して届けます。
倉庫では玄米30㌔紙袋をパレット単位で保管し、電動操作で棚を動かせます。入出庫時にはパレットごとリフトに積めるため、人力の作業が不要になりました。格納作業が1日当たり4時間短縮できた他、出荷時の大型トラックへの積み込みに2時間かかっていたのが30分で済むようになりました。作業安全やドライバーの負担軽減につながっています。
精米所と併設し、管内の直売所に玄米や精米を産地から直送する「晴ればれ直行便」の拠点として重要な役割を担います。プライベートブランド(PB)米「農協精米」の品質管理や製品加工の効率が上がり、香りや風味が豊かな新鮮な状態で店頭に運べます。
JAの磯田健一営農担当常務は「倉庫の再編整備と保管機能の向上により生産者、消費者、実需者、流通業者それぞれに喜ばれる運営に努め、事業収支の改善を図りたい」と展望します。

 

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