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「雄町」品質よく 交流で生産に弾み/赤磐市
酒米に重要な心白の有無、粒の割れなどを検査
赤磐市赤坂地区で10月中旬、酒造好適米「雄町」の検査が始まりました。「雄町」は、醸造するとふくよかで濃厚な味わいで、「『雄町』を使った日本酒が好きな人」という意味の「オマチスト」という言葉が生まれるほど人気の品種です。
今年度は高温や少雨のため水管理に苦戦した年でしたが、出穂後の晴天で順調に生育。上位等級の良質な「雄町」が集まりました。
赤坂特産雄町米研究会は全国の生産者・酒造・販売店・消費者など多方面の意見交換を積極的に取り組むなど栽培技術の向上を図っています。
藤原一章会長は「『オマチスト』の方々の話を聞く機会もあり、技術だけでなく栽培意欲の向上にもつながっている」と話します。