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生産者のこだわり詰まった特産大根出荷始まる/真庭市
蒜山こだわり大根の初出荷を祝う関係者ら
真庭市蒜山高原で「蒜山こだわり大根」の出荷が10月31日から始まりました。今年初めて本格的な霜が降りた同市蒜山上長田の畑で初抜き式を行い、生産者、全農おかやま、市場など関係者が初出荷を祝いました。
8月下旬から9月上旬にかけて播種。高温日照りの影響を心配したものの、台風の被害もなく、適度な雨でボリュームあるみずみずしく甘い大根に仕上がりました。
特産「ひるぜん大根」に付加価値を付けて販売しようと2002年から取り組みをスタート。他産地との区別化のため、堆肥など良質な有機質の投入、糖度が上がりやすい品種の選定、高原の寒さに当てた「寒締め栽培」にこだわって栽培。特別感を演出するために、専用に袋に入れて店頭に並べます。
初日は6戸が10トンを持ち込み、洗ってひげ根を切り、等級ごとに分ける作業を行い、岡山の市場へ出荷しました。11月中旬まで100㌧を出荷し、県内のスーパーや、JA晴れの国岡山の直売所「きらめきの里」「山手直売所ふれあいの里」の店頭などで販売します。
蒜山大根部会協議会の井藤文仁会長は「好天に恵まれ、ストレスなく素直に育っておいしい大根になった。今年は野菜が高騰しているため、他産地のダイコンと変わらない値段で購入できるので、蒜山こだわり大根を選んで食べてみてほしい」とPRします。