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安全安心にこだわりニンニク栽培/総社市
ニンニクをネットにつめる松本さん
総社市秦地区のJA晴れの国岡山秦果樹生産出荷組合の松本卓さん(53)は、本業のブドウとニンニクを組み合わせた栽培で、安定経営を目指しています。
ニンニクは安全・安心な土づくりにこだわり、助造材などを使わずに良質な堆肥を投入。今年度は15㌃で2万個を栽培します。
就農7年目の松本さんは「スピカファーム」の屋号で3人を雇用し、主にブドウ50㌃を栽培します。ニンニクの市場出荷は、高単価での販売が期待できることから、2021年に取り組みを始めました。
今年度は、梅雨時期にまとまった雨が降り、ニンニクの水分量が多く、出荷直前まで30度前後に温度を維持しながら乾燥を続けました。ブドウ出荷が本格化する7月中旬まで県内・福山市場に出荷しました。
松本さんは「国産の安全安心なニンニクを味わってほしい。今後も品質管理に努め安定出荷を目指す」と話しています。