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あぐり特別授業で戦争と平和学ぶ/真庭統括本部
ガイドの案内で地下壕を見学するスクール生
JA晴れの国岡山真庭統括本部では、8月4日、真庭市で第17期あぐりにこにこスクールの夏休み特別授業を開開きました。
終戦記念日に合わせて戦争を自分の身近なものとしてとらえ、平和について考えてもらおうと、スクールでは初めて平和学習に取り組みました。市内の小学生14人と保護者2人、担任を務める新人職員らが、地域と戦争との関わりを学びました。
子どもたちは蒜山郷土博物館で蒜山の歴史や戦争についての展示を見た後、蒜山ガイドクラブのスタッフの案内で今も残る戦時中の建物や門、地下壕などを見学しました。
蒜山地区では戦時中、蒜山三座の裾野一帯が陸軍の訓練場として使われており、実弾訓練も行われていました。当時の建物が勝山高校蒜山校地の体育倉庫として利用されるなど当時の面影が多く残っています。
見学を終えた児童は「戦争より平和がよい。こんなことがあったと友達にも教えたい」と感想を話しました。
同市蒜山上徳山の圃場では、JAがブランド化を図るスイートコーン「イエローダイヤモンド」も収穫。生産者が収穫方法を説明し、子どもたちは畑中を走り回って、思い思いのコーンを探し、収穫を楽しんだほか、トマト選果場の見学やアイスクリーム作りなどもりだくさんの授業となりました。