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小さな生産者、出荷スタート!/久米南町
キュウリの手入れを説明する杉山さん
久米南町立弓削小学校の3、4年生が栽培するキュウリが収穫時期を迎えました。収穫したキュウリはJAの選果場へ持ち込み、生産者と同じように選果し、市場へ出荷します。
同町は県内6割のシェアを誇るキュウリの産地です。同校は地域の特産を学ぶ食農教育の一環で13年前からキュウリ栽培を続けています。毎年1000本を目標に栽培し、昨年は800本を収穫、うち秀品の300本を選果場へ出荷しました。
今年は、5月にはJA晴れの国岡山久米南キュウリ部会の指導で学校の校庭の一角に定植。児童が水やりや草取りなどを行って、この度収穫時期を迎えました。6月12日には部会員の杉山美明さん(52)と収穫間近の実を確認し、虫や枯れた葉の除去作業を行いました。
4年生の児童は「丁寧に世話をして傷のない形のよいキュウリが作れるよう頑張りたい」と意気込みます。
杉山さんは「いきいきと笑顔で楽しみながら作業をしてくれているので私たちもすごくやりがいがある。将来農業に興味をもつきっかけになってほしい」と期待します。