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伝統の「後山大根」出荷始まる/美作市
JA職員とダイコンの出来を確認する前田さん(右)
美作市の後山地区で5月24日からブランド大根「後山大根」の出荷が始まっています。標高470㍍にある約40㌃の畑で栽培する前田幸秀さんは、多い日で1日100ケース(1ケース10㌔)を出荷します。
同地区では、昭和の始めからダイコンの栽培が始まりました。冷涼な空気と火山灰土で作るダイコンは甘味があり、肌のキメの細かさで根強い人気を誇ります。
前田さんは笹や葦をたい肥として畑に入れ、しっかりと土づくりを行って栽培。食べた人からは「味が違う」と評判です。
春ダイコンは6月下旬まで、秋ダイコンは9月下旬から約1カ月間中国地方と関西の市場へ出荷します。