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リンドウ県オリジナル品種出荷始まる/勝英リンドウ部会
「RND4号」の生育を確認する樋元さん
JA晴れの国岡山勝英統括本部管内で、6月8日、リンドウの県オリジナル品種の中でも最も早い極早生の「RND4号」の出荷が始まりました。県北部を中心に、全域で順次各品種の出荷がスタートし、11月上旬まで続きます。
勝英リンドウ部会では4戸が同品種を栽培します。リンドウの出荷が少ない6月に出荷することで、高単価が期待でき、盆から彼岸にかけての需要期と時期をずらし、長期出荷と作業分担につながります。
リンドウを栽培して約20年の樋元智彦さんは、コンテナを含む5㌃で同品種や「おかやま夢りんどう」の早生1号、2号など5品種を栽培します。出荷3年目を迎えた今年は段数も昨年より一段増え、品質も上々。「今シーズンも高単価を期待したい」と話します。
当JAのリンドウは西日本一の生産量を誇ります。産地拡大やブランド強化を目的に、数ある特産品の中でトップを切って管内各地にある生産組織を束ねるリンドウ協議会を立ち上げました。共進会などを通じて情報や技術を共有し、産地の拡大につなげています。