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吉本芸人ハロー植田さん「銀沫」PR/真庭市
福島副組合長(左)に種芋の植え付け方を教わるハロー植田さん
岡山県真庭市出身で吉本興業所属の岡山県住みます芸人のハロー植田さんが、今年度から本格的に同市特産のヤマノイモ「銀沫(ぎんしぶき)」のPRに取り組みます。
ハロー植田さんは2年前に「まにわ銀沫ねばり隊」隊長に就任。昨年は知識を深めようと初めて栽培に挑戦しました。今年は秀品をより多く産出し、販売にも関わっていこうと本格的に栽培。昨年に続き、かつやまのいも生産組合の福島康夫副組合長に師事し、昨年の4倍の25㌃で約800個の種芋を植え、栽培に挑戦します。
「銀沫」は生産量が少ない上、栽培が難しく、手に入りにくさから「幻のヤマノイモ」と呼ばれています。昨年は40戸が3㌶で栽培し、過去最高の18.4㌧の出荷がありました。贈答用になる秀品率は全体の約1割で、規格外品の利用法が課題となっています。生産者の高齢化で、栽培技術の継承や若手生産者の確保なども急務となっています。
ハロー植田さんは課題解決に向け、様々な活動を企画し、栽培の様子を動画で幅広い世代に発信するほか、販売、規格外品を使っての加工品の開発なども計画。同地区の県立高校の生徒に研究課題として取り組んでもらえるよう呼びかけも行います。「発信することで栽培の楽しさを知ってもらいたい」と意気込みます。今後収穫まで定期的に畑を訪れ、誘引などの作業を行っていきます。