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香り爽やか実サンショウ出荷/美作市など
香り、粒ぞろい良く仕上がった実サンショウ
県内トップの産地、美作市東粟倉地区などで実サンショウの出荷が始まりました。本年産は穏やかな気候で実の生育が進み、上々に仕上がりました。
5月24日には生産者24人が118㌔をJA晴れの国岡山の米倉庫に出荷。契約する兵庫県の食品メーカーに持ち込みました。
実サンショウは、単価がよく、軽量で、高齢になっても取り組みやすいことから40年ほど前に導入。ほ場の場所を問わずどこでも栽培でき、田植えが終わった後の空き時間に収穫できると、現在96戸が栽培します。
同地区はのサンショウは香りや色が良く、粒が大きいため、メーカーからも高い評価を受けています。高齢化や裏作などの影響で生産や出荷量が減少傾向にある中、今シーズンは昨年の単価に25%上乗せし、生産者の士気向上や面積の拡大を狙います。
生産者の宮前加世子さんは「手入れも少なく、単価が高いのがよい」と話します。
今シーズンは6月2日まで5回出荷を行い、全体で1㌧の出荷となりました。