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地域ブランドPRを/びほく地域ぶどう生産振興協議会
びほく地域のブドウについて講演する農業普及指導センター担当者
JA晴れの国岡山や高梁市などで構成するびほく地域ぶどう生産振興協議会は3月7日、高梁市でびほく地域ブドウ生産振興大会を3年ぶりに開きました。栽培方法やマーケティング戦略などを申し合わせ、今季優秀な成績を収めた農家を表彰。最優秀賞には、「ニューピオーネ」を出品した高梁市の小見山茂樹さんが輝きました。
JAびほく生産部会は全国トップの「ニューピオーネ」の産地。黒系ブドウ需要の強まりを追い風に、今年度、ぶどう全体で17.3億円を売り上げ、次年度に弾みをつけました。
成績優秀者は、9月と10月に全3回開いたびほく共進会と、8月に開かれた県共進会の実績を加味して決めました。
マーケティング戦略では、ブランド「美王」「天空の実り」の知名度・品質・単価アップを目標に掲げます。同じく県内トップ産地の「鬼退治桃太郎トマト」を栽培するびほくトマト部会と協力し、PRに力を入れていきます。
JA担当者は「コロナ禍以降、特に赤秀『美王』など上位等級が収入につながりやすく、秀品率向上が欠かせない。基本に忠実な栽培方法を呼びかけていきます」と力を込めました。