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契約キャベツ最盛
キャベツを出荷する酒井さん(右)と湯浅さん
真庭市落合地区で契約キャベツの出荷が最盛となっています。加工用の需要の高まりを受け、JA晴れの国岡山真庭統括本部は、冬場に出荷する農産物としてキャベツを推進。夏から秋にかけて出荷最盛を迎えるブドウやナスなどとの組み合わせで、白ネギと共に普及を図っています。
元々キャベツの産地だった同市北部に位置する蒜山地区では夏から秋にかけて出荷。南部地域では試験栽培を経て2020年から本格栽培がスタートしました。北から南へリレー出荷し、切れ間を短く供給できる環境を整えました。2022年度は落合地区で6戸が約3.2㌶で栽培。天候の影響もなく、やや小ぶりながら品質は上々となりました。
契約キャベツを栽培して4年目の酒井政徳さん(47)と湯浅義行さん(39)は、白ネギの出荷を終えた2月中旬からキャベツの収穫を始めました。少しずつ面積を増やし、今シーズン40㌃で栽培します。「手がかからず、栽培期間も短い。ブドウの冬仕事にもよい」と評価します。今後は面積を増やし、重量がある品種を試験栽培するほか、年内にも収穫できるようずらして栽培したいと話します。
JAでは品質の安定などの問題をクリアしながら、面積の拡大を図っていきます。