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真備のタケノコ出荷始まる/倉敷市
朝堀りのタケノコの傷などを確認する生産者
倉敷市真備町で2月27日、春の訪れを告げるタケノコの出荷が始まりました。5月上旬まで県内を中心に東京や福山市場に出荷します。今年は昨年実績の約110㌧を上回る出荷量を見込んでいます。
同町のタケノコは保水性の高い粘土質の土壌で育つため、白くて柔らかく、えぐ味が少ない地域の特産品。JA晴れの国岡山真備筍生産組合の約120戸が約30㌶で生産しています。
同JAマキビ選果場に朝掘りしたタケノコが持ち込まれ、生産者とJA職員が傷の有無や形、重さなどを確認。初日は45㌔を出荷しました。昨年夏の少雨や冬場の冷え込みで、出足は例年より1週間ほど遅れましたが、品質の良いタケノコが取れています。
同生産組合の蛭田純司組合長は「多くの人に味わってもらえるよう販路拡大に努めたい」と話しています。