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地元米おいしさ知って“千屋牛鼓”売り出し中/新見統括本部
「にいみ源流米」のおむすびを千屋牛の焼肉で包んだ「千屋牛鼓」
JA晴れの国岡山は、地元産米のおいしさを知ってもらおうと、職員手製のおむすびを商品化して売り出し中です。その名は「千屋牛鼓(ちやぎゅうつづみ)」。新見地区の「にいみ源流米コシヒカリ」の俵むすびを特産「千屋牛」の焼肉で包みます。女性職員が早朝からごはんを炊いて愛情を込めて握り、県内各地のイベントで出張販売します。
「にいみ源流米」は、新見地区で収穫して精米し、産地独自に製品化しています。土づくりに堆肥など有機質を活用し、中国山地から湧き出す水で栽培。昼夜の寒暖差で風味や甘みの強さが引き立ちます。
「千屋牛鼓」は、子育て世代の母親ら職員が2015年に考案。秋祭りの太鼓をイメージして名付けました。炊き立ての「コシヒカリ」を俵形に握り、たれを絡めてさっと炒めたうす切り肉と一緒にほおばります。やわらかな肉の食感と濃厚なうまみ、ご飯のもちもちした食感などが味わえます。
今ではイベント名物として定着。市内だけでなく、県南部や県外の都市部にも出向き、米の消費拡大を呼び掛けています。1月下旬には総社市の山手直売所で出張販売。午前3時から米10㌔を炊き、合計300個を用意しました。職員は「ごはんと焼肉の組み合わせが若い世代から好評。岡山のごはんのおいしさを実感してもらうきっかけにしたい」と話します。