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児童が水田にカキ殻散布/真庭市
カキ殻を散布する児童
JA晴れの国岡山まにわヒノヒカリ・きぬむすめ生産振興協議会会長の妹尾宗夫さんが毎年米作りを指導する、真庭市立河内小学校で、12月13日、児童が田んぼにカキ殻をまく作業を行いました。
以前は妹尾会長が散布していましたが、農業や持続可能な開発目標(SDGs)に興味をもってもらおうと昨年から児童が作業しています。3~5年生約30人が、毎年全校で米を栽培している8㌃の田んぼにカキ殻60㌔をまきました。
同会では全出荷量の約9割をJAグループ岡山のブランド米「里海米」として出荷しています。
妹尾会長が「稲刈りが終わったばかりだが、もう来年の田んぼの準備が始まっている。海で生まれたカキは里山から集まった川の養分で育つ。カキ殻を捨てずに肥料に使うことで米もおいしくなる」と説明。
5年生の児童は「牡蠣殻を散布することは環境にいいと思う。来年、米が順調に育ってほしい」と感想を話しました。