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白ネギ産地維持へサポート/吉備路白ネギ生産出荷組合
出荷規格を確認する生産者
JA晴れの国岡山総社西支店選果場で白ネギの出荷が順調です。吉備路白ねぎ生産出荷組合の28戸が約2.8㌶で栽培。ピーク時には日量約600㌔を3月末まで県内、大阪、広島市場へ出荷します。
今シーズンは11月下旬の開始時には生育に遅れが見られましたが、12月以降の冷え込みで甘味が増し、品質・量ともに順調です。
同出荷組合は、農閑期の所得向上や安定経営を支える複合品目として白ネギの産地化を進めます。情報共有やJA営農指導員の巡回指導など徹底し、高品質で市場から高い評価を得ています。近年は、生産者の高齢化による作付面積の減少などが懸念され、新規就農希望者に向けた栽培講習会を開くなどサポート体制を整えます。
同出荷組合の田部弘明組合長は「担い手確保に力を入れ、産地の維持に努める」と力を込めます。
同JAは県内広域に生産する強みを生かして、白ネギを長期間安定的にリレー出荷する。作型別の品種選択によって収穫期間の延長を図り、全国の主要市場へ周年出荷を目指しています。