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PR隊長が「銀沫」初収穫/真庭市
福島さん(左)と「銀沫」の出来を確認するハロー植田さん
岡山県真庭市出身で吉本興業の岡山県住みます芸人で、ヤマノイモ「銀沫(ぎんしぶき)」をPRする「まにわ銀沫ねばり隊」隊長のハロー植田さんが今年初めて銀沫の栽培に挑戦。10月26日に初収穫しました。実際に銀沫を栽培し、特産品を理解することで、PRに役立てていきます。
かつやまのいも生産組合の福島康夫副組合長の畑の一角を借り、土づくりから体験。福島さんが調合した肥料をまき、トラクターにも初挑戦。マルチを張って「ハローの銀沫はじめて畑」と名付けた畑に5月、約300個の種芋を植え付けました。近くを通る人にもPRしようと、自作の看板も取り付けました。
ハロー植田さんは頻繁に畑を訪れて誘引などの手入れをして成長を見守り、作業の意味も理解できるようになりました。初めは知らない人が畑にいるのを見て訝しげにしていた住民も、何度も顔を合わせるうち、会話が増えました。作業の日には近くの温泉に通うなど、銀沫を栽培することで地元にもなじみ、住民やほかの生産者との交流も深まりました。
福島さんは「ほぼ毎週畑に通う姿を見て感心した。PRや知名度アップにも期待したい」と歓迎します。
ハロー植田さんは「初めの土作りがとても大切だとわかった。愛情が増し、自分の子どものように思い入れが深くなった。お世話になっている先輩に贈りたい」と初収穫を喜びました。