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ハロウィーンやクリスマスに「フォックスフェイス」を/びほく花木生産部会
「フォックスフェイス」を高梁稲荷神社に奉納する荒木部会長ら
JA晴れの国岡山びほく花木生産部会は9月27日、高梁稲荷神社でフォックスフェイス出荷進発式を行い、部会員や市場、行政関係者ら18人が今季の好調な出荷を祈願しました。
直径6㌢、枝の長さ110㌢ほどの「ツノナス」を、同部会の荒木一郎部会長やJAびほく統括本部の中村正義常務らが「ツノナス」で装飾した参道を上がり、同神社の宮司に奉納しました。
今季は例年並みの9月27日に初出荷。最盛期は10月中旬と見込み、京阪神・岡山市場を中心に11月上旬まで続きます。夏場の暑さの影響を懸念しましたが、9月頃から昼夜の寒暖差で良質に仕上がりました。荒木部会長は「ウィズコロナの時代。縁起のいい黄色の『フォックスフェイス』を飾って幸運を呼び込んでほしい」とPRしました。
同統括本部管内は「ツノナス」の県内唯一の産地。同部会では「ツノナス」がキツネの形に似ていることから「フォックスフェイス」の愛称で販売し、ブランドとしての定着を図っています。水につけなくても約3カ月間鑑賞でき、実1つでも飾りとして活用できるため、生け花だけでなく、ハロウィーンやクリスマスの飾りとして積極的にPRしています。高梁市内を中心に15人が、50㌃で栽培し、約1万本の出荷を目指しています。