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高校生が「ぱぷ丸」PR/真庭統括本部
ウスターソースを煮詰める生徒
今年も真庭高校久世校地生物生産科の生徒がフルーツパプリカ「ぱぷ丸」の栽培やPRに奮起しています。
「ぱぷ丸」は、JA晴れの国岡山真庭統括本部や真庭市などが小規模農家支援として栽培を広めています。2019年から同校に協力を依頼し、生徒らが育苗や栽培技術の研究、普及に携わってきました。
今年度も種まきから経験し、誘引や水やりを経て8月下旬から収穫にこぎつけました。
通常パプリカは糖度7~8度程度ですが、同校では今年、スイカ並みの最高糖度11度を記録しました。
同校では食品科学科とも連携し、「ぱぷ丸」のレシピ作成や活用方法を模索。今年はウスターソースやパンなどに加工しました。
ウスターソースの原料の果物の代わりに「ぱぷ丸」を利用。規格外の「ぱぷ丸」のほか、種やヘタを一緒に砕いて煮詰めてこし、同校で作るイノシシの発酵調味料を加え熟成させて仕上げます。9月14日には生徒らが校内で取れた「ぱぷ丸」をペースト状にして大鍋で煮詰める作業を行いました。砂糖を入れずに黄色の「ぱぷ丸」の甘味だけで焼き上げたパンはほんのり黄色に。いずれも今後商品化し、文化祭や直売所などでの販売につなげたいと夢が広がる。活用方法を広げることで、「ぱぷ丸」のPRと普及にもつなげていきます。
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