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県共進会出場牛決める/真庭和牛改良組合
発育や体躯などを審査
JA晴れの国岡山真庭統括本部と真庭和牛改良組合は9月15日、真庭市の全農岡山県本部総合家畜市場で、和牛の飼育や管理の技術を競う岡山県畜産共進会に出場する和牛選抜会を開きました。
5つの部に生産者が愛情込めて育てた27頭が出場し、3年ぶりに開催する同共進会への出場牛を決めました。審査員が発育や体躯など1頭1頭審査し、本選へ出場する12頭を選びました。
コロナ禍によって2年間共進会を中止していたため、披露できなかった繁殖の基盤となっていく成牛を評価しようと、初めて経産牛の部が設けられ、2頭が出場。「非常に発育がよく、前駆が充実している」などと評価され本選出場が決まりました。
同統括本部管内では和牛生産が盛んで、現在61の繁殖農家と一貫経営の1戸が生産に取り組んでいます。
1部で出場を決めた新庄村の佐藤浩士さんは、「飼料の高騰や子牛価格の急落の中、3年ぶりの開催なので入賞できるよう、本番に向けしっかり管理したい」と意気込みを語りました。