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【晴ればれ特産品】新米シーズンスタート 産地全体で食味向上に取り組む
新米の色ツヤ・粒ぞろいなど品質をチェックするJA検査員
新米シーズンが到来しました。今年は、7月下旬~8月上旬の出穂時期に好天が続き、穂が順調に生育したため、昨年よりも収量が伸びています。加えて、品質もよくおいしい米ができています。
勝英地区の北東端に位置する西粟倉村では、8月下旬から稲刈りが始まりました。刈り取った米は、乾燥・調製・検査を経て9月上旬から県内の百貨店に並んでいます。通常よりも2週間ほど早く、早場米として付加価値が付くことから、農家所得の向上を後押ししようと、約30年前から取り組んでいます。
勝英統括本部はさらなる販売促進を目的として食味に着目。5年前から、「あきたこまち」「コシヒカリ」「きぬむすめ」の主要3品種を部門別に食味分析し、上位5位を決める「勝英地域のお米番付~うまい米作り推進大会~」を開いています。上位入賞者の栽培方法を優良事例として参考に、産地全体の底上げを図り、市場価値を高めています。
JAは、管内産米を集荷から一貫して手掛けた安全安心な「元気玄米」に加え、管内産米を精米して販売する「農協精米」を商品化。「農協精米」は「あきたこまち」「コシヒカリ」「きぬむすめ」を各直売所で販売しています。