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特産梨「新高」出荷最盛/久米新高梨部会・真庭久世特産梨生産組合
梨「新高」を丁寧に選果する選果員
JA晴れの国岡山津山統括本部久米選果場で、特産の梨「新高」の出荷が始まりました。持ち込まれた「新高」をスタッフが1つ1つ形や傷の有無を確認した後、選果機で3等級6サイズに選別し、丁寧に箱詰めして岡山・広島の市場へ出荷。10月21日ごろまで出荷が続きます。
「新高」は1玉の重さが800~900㌘ある大玉品種で、大きいものは1㌔を超えます。糖度が高く、シャキシャキとした食感と独特な香りが魅力です。
久米新高梨部会では21戸が3㌶で栽培しています。今年は雨が少なく小玉を心配していましたが、例年並みの品質と出荷量を見込んでいます。同部会では学校給食用シロップ漬けも作り、道の駅「久米の里」でも販売しています。
「新高」を収穫する森脇さん
真庭市の久世特産梨生産組合でも「新高」の出荷が進んでいます。
35㌃で新高の他、豊水、愛宕を栽培する森脇弘行さんは、10月14日から新高の出荷を始めました。
ここ数年温暖化の影響で開花が早まり、授粉作業してから遅霜の被害を受けて収量が減少していましたが、今年は日照不足や台風の影響もなく順調に生育しました。9月下旬の査定会では、平均糖度14度と上々の仕上がりとなりました。
同組合の「新高」は朝晩の寒暖差などで、メロンのような芳醇な香り、みずみずしく柔らかい果肉が特徴の梨となります。昨年からロットの拡大や経費削減のため津山統括本部の久米選果場へ出荷。久米新高梨部会とともに、県北のおいしい梨をPRしていきます。