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独自ブランド「煌乃」に期待/岡山東統括本部

行本さん(右)のほ場を訪問した金光常務

JA晴れの国岡山岡山東統括本部ではシャインマスカット栽培に力を入れています。栽培が全国に広がる中で「選ばれるシャインマスカット」を目指し、高品質・安定出荷によるブランド強化と産地の底上げを図ります。
同統括では、339人が約17㌶でシャインマスカットを栽培。岡山県全体で取り組む「晴王」や2017年に商標登録した独自ブランド「煌乃(きらめきの)」として出荷します。「煌乃」は「シャインマスカット」全体の5%ほどと希少で、出荷増に期待がかかります。
8月16日には、同JAの金光章常務が赤磐市日古木で「シャインマスカット」や「ピオーネ」などを約58㌃で栽培する山陽ブドウ部会の行本健一さんのほ場を訪問。今年の出来や栽培の苦労などを聞きました。

同部会の「シャインマスカット研究班」には後継者やIターン就農者などが加入。ほ場の視察や研修などで栽培技術を磨きます。今シーズンは粒の肥大も順調で食味も良好。行本さんは「作業は大変だが消費者にいいものを食べてもらい笑顔になってほしい」と作業に励みます。
訪問の様子はRSKテレビ「笑味ちゃん天気予報」でも紹介し、管内の取り組みや思いを消費者へ向け発信しました。金光常務は「栽培指導や共進会などを通して、生産者と安定出荷や生産拡大、ブランド強化などを進め、産地を盛り上げたい」と先を見据えます。

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