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みずみずしい初夏の味覚。県産露地桃のリレー出荷始まる
出荷を迎えた桃「はなよめ」
JA晴れの国岡山は、露地桃の長期リレー出荷をスタートさせました。同JA管内の倉敷市浅原地区・玉島北地区・浅口市で極早生品種「はなよめ」の出荷が6月10日から始まり、岡山・倉敷・福山の市場へ2㌔箱とパック詰など合わせて628㌔を初出荷しました。
同JAは、13ある出荷組織で約1130戸の生産者が桃を栽培。今年は着果率が例年より高く、全体的に出荷量増で安定した供給を見込んでいます。
露地桃は6月下旬に早生品種「日川白鳳」が出始め、7月中旬に「白鳳」「清水白桃」などが最盛期を迎えます。多品目をリレー出荷し、12月上旬の「冬桃がたり」まで、JA全体で1700㌧の出荷量を見込んでいます。
50戸が約22㌶で栽培する同JA浅原園芸組合の宇野誠組合長は「春先の日照も十分確保でき甘く上々の出来。品種ごとの味の違いを楽しんでほしい」と話します。