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「びほくの天空の実り 鬼退治桃太郎トマト」出番/びほく統括本部
選果場に届いた「びほくの天空の実り 鬼退治桃太郎トマト」を搬入するJA職員
岡山県内最大の出荷量を誇るJA晴れの国岡山びほく産のトマト「桃太郎」の出荷が6月22日から始まりました。岡山や関西市場を中心に仕向けます。高梁市備中町にあるトマト選果場では、担当者が着色や形、傷などを注意深く確認し、選果しています。
部会員67人が10.8㌶で、吉備高原特有の昼夜の寒暖さと標高を利用して栽培。10㌃当たり収量11㌧以上の出荷を目指し、販売数量1050㌧、販売金額4億800万円を目標に、若手対象の栽培講習など全体的な底上げで産地力を高めます。
5月の低温の影響で生育が緩慢でしたが、「酸味と甘みのバランスがよく、食味も優れている」(JA担当者)と評価。前半戦は例年通りの出荷量を見込み、秋の単価高となる後半戦へ出荷量増加を狙います。
今年もマーケティング事業に力を入れ、「びほくの天空の実り 鬼退治桃太郎トマト」と銘打ち、テレビなどメディア出演で積極的にPR活動を展開します。
JA担当者は「市場や消費者から求められる確固たる品質を確保し、異常気象に左右されない収量を安定的に出荷していきたい」と意気込みます。