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トレビス普及拡大へ/浅口市
ほろ苦さと鮮やかな赤紫色で人気のトレビス
岡山県浅口市で特産トレビスの出荷が始まりました。JA晴れの国岡山浅口トレビス部会は、厳しい出荷規格を設け、葉の鮮やかな赤紫色と白い葉脈のコントラスト、玉締まりの良さを売りに、トレビスを有利販売します。安定した品質の良さで、市場関係者からは「日本一の品質」と評価が高く、県内唯一の産地として13人が生産しています。浅口ブランドの確立を目指しています。
トレビスは日持ちが良く、癖になるほろ苦さと、サラダなどの彩りとして高い人気があります。カット野菜用に加工メーカーからの引き合いも強く、生産が追いついていません。今年度、年々高まる需要に応えるため、新規栽培者の育成と普及拡大に取り組むみます。
同市内で2005年から転作作物として生産振興を行ってきたトレビスは、虫や鳥獣被害も少なく管理しやすいのが特徴です。生食での利用が多いため農薬の使用を最小限にとどめ、消費者に安全・安心を提供します。年2作で春作は3月に定植し、5~7月まで収穫、秋作は9月定植、11~翌年1月に収穫します。
5月23日には、252㌔を首都圏の市場に初出荷しました。出荷直前まで5℃に設定した冷蔵庫内で保管。最低24時間は保冷して鮮度を保つなど、品質にこだわって管理を徹底します。
市場向けは1箱4㌔(12玉)で規格が決まっていますが、契約出荷の加工用は、玉数に関係なく1箱5㌔で出荷します。固定価格のため生産者は安定した収入が得られます。
同部会の西山茂部会長は「受け継いできた栽培技術で品質を維持し、需要に応えられるよう普及拡大を進める」と力を込めます。
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