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小さな名脇役「ソリダゴ」出荷最盛
撮影日:6月10日/撮影場所:真庭市
名脇役のソリダゴ
選果を行うスタッフ
真庭統括本部で、添え花として人気の高いソリダゴの出荷が始まっています。
真庭市蒜山地区の共同選果場には生産者が出荷した花が並べられ、選果員が1本1本、形、病害虫の有無などを確認して選果作業に追われています。多い日で1日に4,500~5,000本が持ち込まれます。
ソリダゴは小さな黄色い花を円錐状に付ける花で、主にアレンジメントの脇を固める添え花として需要が高く、同統括本部は西日本で有数の産地となっています。地域振興品目にも指定しており、その内、蒜山花卉部会では今シーズン14戸が栽培し、年間44万本を岡山、大阪、兵庫などの市場へ出荷しています。近年では白い品種も試験栽培しており、シーンごとに使い分けることで需要増を期待しています。
JAの担当者は「コロナ禍で冠婚葬祭での需要が減ってきているが、頑張って売っていきたい」と意気込みをみせています。