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県内唯一の温室桃満開・授粉作業最盛/勝央町

満開を迎えた「はなよめ」の受粉作業に忙しい石川さん

岡山県内で唯一、温室桃を栽培する勝央町の石川裕之さんのハウスで桃の花が満開を迎えました。

ハウスは甘い香りに包まれ、一足早い春の訪れを告げる中、授粉作業に追われています。極早生品種「はなよめ」は3月中旬には実が太り始め、4月下旬に収穫を見込んでいます。
石川さんは3連棟(13㌃)のハウスで35本を栽培。露地桃より2ヶ月ほど早く収穫できる「はなよめ」「日川白鳳」「白鳳」「おかやま夢白桃」の4品種30本で収穫を予定しています。
2月中旬に花が咲き始め、2月20日から授粉作業を開始。裕之さんと母の里江さんが、雄しべから採取した花粉を、専用の道具を使い、一輪ずつめしべに付ける作業を行いました。授粉用ミツバチも2月中旬から放し、花から花へと飛び回っています。今冬は降雪が多く、例年より開花が遅かったため、授粉作業は3月あたままでかかる見込みです。


石川さんは現在、既存の4品種に「さくひめ」を加えた5品種35本を栽培。今年最初に開花したのは、昨年定植した「さくひめ」でしたが、今年は収穫せず、2年後の収穫を予定しています。「さくひめ」は開花に必要な低温にさらされる時間が日本の主要品種の約半分。温暖化により冬の気温が高くても安定した開花と果実生産が見込まれる早生品種です。果実品質は「日川白鳳」と同等ですが、核割れが少なく収穫も早いため、定植を進めています。樹勢が衰え、小ぶり傾向の樹を毎年2~3本ずつ改植しており、「さくひめ」の定植と併せて、高品質な温室桃の安定供給を目指します。

 

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