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久米南キュウリ部会で露地キュウリ植え付け
ハウスキュウリの出荷が5月下旬ごろから本格化しているJA晴れの国岡山津山統括本部では、5月下旬から露地キュウリの定植が最盛となりました。
同地区では出荷数のロットを増やし、経費や労力削減、有利販売につなげようと、昨年から現勝英統括本部と共同選果を行っています。2つの地区を合わせて、71戸、約7.1ヘクタールで栽培し、県下一の産地となります。県産の半分を出荷する久米南キュウリ部会では、美作広域農業普及指導センターの薦めで3月からインスタグラムを始めました。部会員が畑や出荷の様子を写真に撮って掲載し、地元産キュウリのPRや新規栽培者の募集につなげます。
定年後、キュウリ栽培を始めて7年目となる井口正三さんは、13アールの畑に5月下旬、800本の苗を定植しました。「植えたばかりの苗は活着するまでが大切な時期」と、毎日1株当たり5リットルの水をかん水します。
2014年3月に退職し、4月には就農したという井口さん。4月から栽培が始められたこと、そして地元が産地ということもあり、新しい物を作って冒険をするより地域に貢献したいとキュウリ栽培を選びました。朝起きて畑に行き、収穫するなど、作業が生活の一部となっています。ほかにブロッコリーや黒大豆、水稲なども手掛け、「手をかけただけいい物が採れる」と農業にやりがいを見出しています。
また毎年、出荷量や施肥量、秀品率、価格などを細かくパソコンで記録。時々見返して、反省点をその年の栽培に反映させています。今年は昨年より本数を100本減らし、最盛期に手入れできなかった枝管理をしっかり行うことで、樹勢を保ち、高品質かつ、昨年並みの収量を狙います。
同地区ではまもなく6月下旬から露地キュウリの出荷が始まります。
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