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GHで安全安心な栽培を見える化/山陽エンダイブ部会

農家と農薬の保管状況を確認する杉原さん(右)

JA晴れの国岡山山陽エンダイブ部会は、2023年度に「GH評価制度」の取り組みを始めました。部会員15人全員が参加。営農指導員がチェックシートをもとに作業場・ほ場を巡回し、改善点や課題を評価します。安全・安心な栽培に向け、JA・部員が一致団結します。
結果を基に見直すべきことを整理し、主に肥料・農薬の保管や廃棄物の管理方法などの改善を試みました。適正な土づくりや施肥管理を見直すきっかけにもなり、過剰施肥による生育不良の改善や環境の負担軽減にもつながっています。長年使っていた栽培管理日誌や栽培基準などを最新のものに更新。選果場でのルールもJAとともに整備・改善しました。
最初の評価で満点1000点中、部会全体の平均は545点。是正した結果、部会員1人の再評価は785点に改善。評価によって経営が客観的に見えるようになりました。
部員の黒田和江さんも1度目の評価後、課題点を整備改善しました。農薬庫は新たに鍵を設置し、使用期限や登録状況を再確認し、中を整理整頓。液体のものはプラスチックケースに入れるなど対応しました。
作業場は、整理整頓し出荷箱の置き場を整え、床に直置きしないように工夫。飛散防止のため、むき出しだった蛍光灯をカバー付きのLEDに変更しました。
「設置して実際に役に立った」という、絆創膏や包帯などを入れた救急セットは作業場と軽トラックに常備。怪我をしてしまった際、すぐに手当がでたといい、労働環境の安全の確保につながっています。
黒田さんは「聞き伝えでしていた作業を明確化でき、知らないことを知るきっかけになった。安全・安心な食が求められる昨今、必要な取り組みだと考えている。改善を重ね、自信をもってエンダイブを全国に広めたい」と話します。
同JA山陽支店で営農指導にあたる杉原明職員は、「安全・安心な栽培を見える化したことで、自信をもって販売をPRできるようになった。生産者との関係強化にもつながっている」と話します。

 

 

 

 


                        

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