ＪＡ晴れの国岡山船穂町花き部会が栽培する特産「船穂スイートピー」が出荷の最盛期を迎えています。ＪＡは品質・量ともに安定して本格的なシーズンを迎えることと、「い～ふなお」の語呂合わせにちなんだ「船穂スイートピー記念日」（１月２７日）に合わせ、様々なＰＲ活動を展開。コロナ下でイベントの中止や自粛により花の需要が大きく低迷する中、花の消費拡大策を講じ、農家を支援していきます。１月２１日には倉敷市との共催ベント「くらしきスイートピーロード」がＪＲ倉敷駅で始まりました。
駅の改札口周辺には、県内１４の生花店がアレンジした色とりどりの約４０点が並び、駅の利用者は甘い香りと華やかな雰囲気に足を止めて見入っていました。展示は２３日まで。

気に入ったアレンジメントがあれば、同じものを生花店に注文し購入できるコラボ企画もスタート。期間中、駅構内の売店でも格安で「船穂スイートピー」を販売します。

駅利用者は「たくさんの花色で気持ちも晴れやかになった」と笑顔を見せました。
倉敷市内で６０年以上生花店を営む（株）花だんは、スイートピーの花言葉「門出」や「躍進」をテーマにした作品を出展。「スイートピーの持つ可愛さや、真っすぐに伸びる姿を活かした。ぜひ楽しんでほしい」と話しました。

また当ＪＡでは「船穂スイートピー」が抽選で当たるキャンペーンも展開。３１日まで、郵便はがきやホームぺージの専用応募フォームから応募を受け付けています。初開催の前年度は全国から約４０００件の応募があり、県内外に向けた認知度向上と消費拡大につなげます。
同部会のスイートピーは４月上旬まで関東、関西市場を中心に７６品種、約１，０００万本の出荷を見込んでいます。

≫ＪＡ晴れの国岡山の花卉についてはこちら