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びほくの「ピオーネ」出番/びほく統括本部

 

ピオーネ「天空の実り」をPRするJA職員

 

全国屈指のブドウ「ピオーネ」の産地、JA晴れの国岡山びほく統括本部で7月14日、特産ブドウ「ピオーネ」が始まり、加温栽培した約550㌔を大阪市場へ仕向けました。

高梁市津川町のびほく中央ぶどう選果場では、JA選果員が、主力5㌔コンテナをカメラによる着色判定後、房の形や病害虫の有無を調べる2段階選果を行います。今季は早期の梅雨入りの影響もあり昨年より6日遅い初出荷となりましたが、粒張・着色糖度ののりもよく、ほどよい酸抜けがあり、見た目も味わいも申し分ないブドウに仕上がりました。JA担当者は「コロナ禍で外食の自粛が続き、食が楽しめない中ではあるが、贈り物や家庭でびほくのブドウを食べて元気になってほしい」と話しています。

同JA・びほくぶどう生産部会の部会員623人で、取扱量1640㌧、販売金額16億2千万円を目指します。
加温物は8月上旬まで、その後は無加温、主力の露地栽培と続き、9月上旬に出荷が本格化します。「シャインマスカット」「オーロラブラック」の冷蔵貯蔵の活用などで12月下旬まで大阪・東京・九州・岡山など全国7市場へ長期出荷します。
同部会では、びほく産ブドウを「天空の実り」、「ピオーネ」の上位等級を「美王」として前面に出した戦略を展開し、ブランド力・販売力を強化しています。

 

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