直売所名物を食べよう 推し名物まつり

応援メッセージ募集!
毎号さまざまな直売所から自慢の名物がエントリー。登場する名物の中から、あなたが「推し」と思った名物に応援メッセージを送ろう。メッセージの一部はWEBでご紹介します。今回の登場はこちら。さて、あなたは推す?推さない?
直売所名物を食べよう 推し名物まつり

ENTRY.15 高梁市成羽町 直売所「神楽の里」

サクッとほどけて広がるほのかな甘さ。昔懐かしい母の味

みとまファーム ななちパン

山の上の集落で生まれた昔ながらのおやつ。
みとまファーム ななちパン 商品写真
1袋 270円
並んだななちパンの写真
みとまファーム 製造者 中谷 由美子さんの写真
子どもの頃から親しんだ 母の味がベースです
みとまファーム 製造者 中谷なかたに 由美子ゆみこさん
みとまファーム ななちパン

人々の笑顔を育んだ地域の食文化を今に受け継ぐ。

 「ななちさん」という方が作っているのかと思ったら、作っているのは「ゆみちゃん」こと中谷なかたに由美子ゆみこさん。ななちパンは高梁市川上町の山間部にある地名「七地ななち」から名付けられた地域に伝わる伝統のおやつです。外国の食文化が広がり始めた戦後、栄養価の高いお菓子を作るために同町周辺では公共の薪オーブンが設置されました。それに伴い同地区では牛乳・タマゴ・小麦粉を使った「ななちパン」が考案され、各家庭の味が生まれました。中谷さんの記憶にあるのは「母が窯で『ななちパン』を焼く姿。そこに近所の人たちが集まって自然と輪ができて……」という笑顔ある明るい光景。幸せな時間と重なるこの味を伝えるため、10代の若さで加工場を作ることを決意。以来30年にわたり多くの人に愛され、今では「ゆみちゃんの味」として人気を集めています。

 パンという名前がつくものの、発酵をさせず短時間で焼き上げるのがポイント。甘食とクッキーのような食感と、地産地消にこだわった食材の旨みが口いっぱいに広がります。中谷さんの実家の「みとまファーム」の食材を中心に季節の味を練り込むのもこだわりです。ブドウをレーズンに加工して使うなど、食品ロス削減にもつなげています。

ななちパンの写真
ななちパンの生地の写真

実家の農園から採れる作物を使い、地産地消にもこだわる

売り場の並んだななちパンの写真

レーズン・オレンジピール・ゴマ・カボチャなど味のバリエーションは多彩。1袋5個入りで販売

生地を混ぜている様子の写真

岡山県産の小麦粉を使用。材料も作り方もシンプルだからこそ、焼き加減や調合で作る人の個性が出るのが「ななちパン」

MOVIE.1 製造者 中谷 由美子 さん

高梁市成羽町 直売所「神楽の里」

岡山県高梁市成羽町佐々木16 
☎︎0866-42-2612 
【営業時間】8:30~17:00
【休日】年末年始
直売所「神楽の里」の写真
直売所「神楽の里」スタッフの写真
直売所「みち停あさひ」スタッフの写真
左から 笠原かさはら美子よしこ深田ふかだ純子じゅんこ西江にしえ正行まさゆき田中たなか英子ひでこ

MOVIE.2 直売所 所長 西江 正行さん

ブランド牛に銘茶、価値ある食材に出会えます。
 神楽の里は国道313号沿いという便利な場所にあり、ブランド牛「備中牛」の産地エリアです。もちろんここでも備中牛が販売され、「繁殖から一環して生産を行う江草牧場の肉を取り扱っています」と西江正行所長。高梁市宇治町をはじめ、昔からお茶づくりが盛んな地域でもあり、パッケージやネーミングに新たな魅力を添えた商品が目を引きます。緑茶、紅茶、フレーバーティーなど香り高い味をどうぞ。
備中牛のパックの写真

備中牛は格付け評価が3等級以上の黒毛和牛。スジやロースなどさまざまな部位のほか、ジビエ肉の販売もあります

高梁茶゛の写真

2月に販売が開始された「高梁茶゛」は「茶」に濁点をつけて「たかはしぢゃ」と読ませるユニークな商品

標高差が恵みとなっておいしさが向上。
 標高が高く、寒暖差のある生産地ならではのおいしい食材が手に入るのも魅力です。そのひとつがトマト。これから秋にかけて収穫量が増え、甘く色の乗った良品が販売されます。ぜひ試していただきたいのは、さしみでも食べられる手造りコンニャク。県内でもトップクラスのコンニャク芋の産地ならでは、地元で育てた「生芋」を使う本物の味をお試しください。
売り場の写真1

甘味の豊かなトマトは人気商品の一つ

売り場の写真2

プルプル食感のコンニャクはおさしみで食べるのがおすすめ!

売り場の写真3

種類豊富な野菜を年中取り揃えています

直売所「神楽の里」の詳しい情報はコチラ
たくさんの「推し」をいただき、誠にありがとうございました!
お寄せいただいた応援コメントをいくつかご紹介します!
奈義町(60代)
牛乳・タマゴ・小麦粉…体に優しい材料で作られたパンを食べたくなりました。10代の若さで加工場を作り、30年も地域の食文化を受け継いで来られたことに感動し、応援したくなりました。近くに行った時にはぜひ「ななちパン」を食べようと思います。
北海道(30代)
お母様の味を引き継ぎ、岡山県の名物になるなんて素敵ですね。ぜひ食べたくなりました。これからも応援しています。
美作市(50代)
私もななちさんが作っているのかと思いました。地名だったんですね。パンと言うよりクッキーの感じがして、味もいろいろあって、一度食べてみたいです。人柄がそのまま味にもにじみ出ているかと思います。頑張って下さいね!
倉敷市(40代)
地元なので、帰省したときは必ず「神楽の里」に立ち寄っています。野菜はもちろん、備中牛がおすすめです。
高梁市(60代)
よく「神楽の里」へ買い物に行きます。野菜苗は種類も多く、毎年購入しています。今度は「ななちパン」も買いたいです。
浅口市(50代)
みとまファームの「ななちパン」、ふんわりおいしそうです。レシピの「ななチーズ」もチーズ・はちみつで絶対美味しいですよね。食べたいです。刺身こんにゃくも大好きです。夏はプルプル食感のこんにゃくがたまりません。
鹿児島県(40代)
地元の愛がいっぱい詰まった美味しいレーズンパン。ぜひ食べてみたいです。
徳島県(60代)
「ななちパン」を推します!材料はもちろん、なんとも言えない形に、昔、母や祖母が作ってくれた物を思い出します。懐かしいです。
岡山市(30代)
七地伝統のおやつ、「ななちパン」を初めて知りました!行動力も地元を大切にしているのも素晴らしいです。絶対おいしいので、全種類買って高梁茶と食べたいです。
埼玉県(60代)
人々の幸せな時間・記憶と重なる素敵なパンで、ぜひ味わってみたいと思いました!食感と旨味がとても楽しめそう!
新潟県(30代)
「ななちパン」の手作り感がいいですね。よりおいしそうに見えます。
和気町(60代)
成羽に行ったら「神楽の里」に行きます!「ななちパン」を他の直売所でも販売してほしいです。
山形県(30代)
「ななちパン」、名前も味も素朴で誰にでも親しみが持てる素敵なお菓子だと思います。手作りであるからこそ安心と温かさが感じられ忘れられないおいしさだと思い、私もぜひ食べてみたいです。
倉敷市(50代)
幼い頃から甘食が大好きでした。そんな懐かしい優しい甘さとおやつ感覚でいただける「ななちパン」は、ゆみちゃんや地域のみなさまの思いが詰まった素敵なパンだと思います。知らない人に、もっと広めたいです。これからも応援しています。
奈義町(20代)
食感や甘さも手作りっぽくて、すごくおいしそうですね!地元でも販売してもらえたらいいなと思いました。食べてみたいです!
井原市(60代)
「ななちパン」おいしかったです。カボチャ・コーヒー・お茶味を食べました。色んなバリエーションがあり、選ぶのも楽しいです。アレンジレシピも参考になりました。
長野県(20代)
長年地元で作られてきた「ななちパン」の説明を見て大変気になりました。シンプルな作り方だからこそ、作り手の特徴が出そうで、いろいろな種類を食べ比べてみたいと思いました。
美作市(60代)
手作り感と地元産の材料を使用した「ななちパン」は、懐かしさが詰まっていますね。直売所に行ってみたい!「ななちパン」を食べてみたい!ゆみちゃんの味にこだわって頑張って下さいね。
東京都(40代)
いかにも手作りのゴツゴツした見た目の「ななちパン」。体に優しい材料で作られる、こういうおやつを食べたいですね。