応援メッセージ募集!
毎号さまざまな直売所から自慢の名物がエントリー。登場する名物の中から、あなたが「推し」と思った名物に応援メッセージを送ろう。メッセージの一部はWEBでご紹介します。今回の登場はこちら。さて、あなたは推す?推さない?
サクッとほどけて広がるほのかな甘さ。昔懐かしい母の味
山の上の集落で生まれた昔ながらのおやつ。
みとまファーム ななちパン 商品写真
みとまファーム 製造者 中谷 由美子さんの写真
子どもの頃から親しんだ 母の味がベースです
「ななちさん」という方が作っているのかと思ったら、作っているのは「ゆみちゃん」こと中谷由美子さん。ななちパンは高梁市川上町の山間部にある地名「七地」から名付けられた地域に伝わる伝統のおやつです。外国の食文化が広がり始めた戦後、栄養価の高いお菓子を作るために同町周辺では公共の薪オーブンが設置されました。それに伴い同地区では牛乳・タマゴ・小麦粉を使った「ななちパン」が考案され、各家庭の味が生まれました。中谷さんの記憶にあるのは「母が窯で『ななちパン』を焼く姿。そこに近所の人たちが集まって自然と輪ができて……」という笑顔ある明るい光景。幸せな時間と重なるこの味を伝えるため、10代の若さで加工場を作ることを決意。以来30年にわたり多くの人に愛され、今では「ゆみちゃんの味」として人気を集めています。
パンという名前がつくものの、発酵をさせず短時間で焼き上げるのがポイント。甘食とクッキーのような食感と、地産地消にこだわった食材の旨みが口いっぱいに広がります。中谷さんの実家の「みとまファーム」の食材を中心に季節の味を練り込むのもこだわりです。ブドウをレーズンに加工して使うなど、食品ロス削減にもつなげています。
岡山県高梁市成羽町佐々木16
☎︎0866-42-2612
【営業時間】8:30~17:00
【休日】年末年始
☎︎0866-42-2612
【営業時間】8:30~17:00
【休日】年末年始
直売所「みち停あさひ」スタッフの写真
左から
笠原美子・
深田純子・
西江正行・
田中英子
神楽の里は国道313号沿いという便利な場所にあり、ブランド牛「備中牛」の産地エリアです。もちろんここでも備中牛が販売され、「繁殖から一環して生産を行う江草牧場の肉を取り扱っています」と西江正行所長。高梁市宇治町をはじめ、昔からお茶づくりが盛んな地域でもあり、パッケージやネーミングに新たな魅力を添えた商品が目を引きます。緑茶、紅茶、フレーバーティーなど香り高い味をどうぞ。
標高が高く、寒暖差のある生産地ならではのおいしい食材が手に入るのも魅力です。そのひとつがトマト。これから秋にかけて収穫量が増え、甘く色の乗った良品が販売されます。ぜひ試していただきたいのは、さしみでも食べられる手造りコンニャク。県内でもトップクラスのコンニャク芋の産地ならでは、地元で育てた「生芋」を使う本物の味をお試しください。
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